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2018年12月12日:記事更新有

さて、今回のテーマは「年末年始やお盆まで仕事!会社を休みたいのに休めないのはキツイ!」です。


年末年始やお盆は長期休暇をとって、休みたくないでしょうか?私は休みたいです。本当に休みたい。ただ、その様な希望が通らない仕事環境の職場に最近、不満が溜まっているのです。


私の仕事の種類は、サービス業です。


所謂、会社・企業相手に仕事をしているのではなく、お客様は個人単位な仕事(スーパー等のイメージ)であり、世間の皆様が仕事が休み・長期休暇の間が最も忙しくなり、繁盛する仕組みの仕事であります。


という事は、皆様が休んでいる間は、私にとって非常に忙しく多忙で仕事ばかりの日々を過ごしています。


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世間の皆様が仕事納めを終えて、新年の準備をしている年末。


また、


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新しい年を迎え「おめでとうございます」


と挨拶を交わし、めでたいめでたいと盛り上がっている時が最も忙しく、めちゃめちゃ働いている最中です。


勿論、仕事納めなんて言葉は、私達サービス業には存在しません。


当然、そういう事がわかっていながらこの仕事に就いたわけですし、予測していたことではあります。そして、売り上げも通常期よりも何倍にも跳ね上がるので、非常に喜ばしい事でありますが、最近は納得いかない事も多々出てきます。


納得できないのは2点。皆様が仕事が休みで日本中がめでたいと上機嫌な時に、


・無理して働き続けるのは本当に正解なの?

・休みが少ないのは当たり前なの?


って疑問を抱き始めました。今更かよ!って事なんですが、仕事に対する熱が冷めてくるとどうしてもこの様な心の変化も出てくるわけです。


サービス業であれば年末年始も働くのがごく当然!


と考えている人も多いと思いますが、本当にキツイ。ただ、実は考え方や働き方を変化させることで繁忙期にも休むことは十分に可能なのです。今回は、その点について紹介していきたいと考えています。






・サービス業にとって、仕事納めは存在しない


私の会社を例に挙げてみると、仕事納めという言葉は存在しません。


通常の会社であれば、年末年始は会社が休みになる時期ですが、我々は、その時期が稼ぎ時の期間であり、一年で最も忙しい日になってきます。


という事は、勿論休む事なんて出来ません。もう、毎日毎日仕事の日々。


しかも、かなり忙しいので、勤務時間も通常時期よりも長くなり、毎日残業の日々です。私は、それはある程度覚悟して、この会社に入ったのですが、甘かったです。


めちゃめちゃハードで、キツイ!


年末年始やお盆期間の繁忙期の長時間の勤務と毎年繰り返されるこのしんどさ。また、世間との差にかなり疲弊してきてしまいました。


世の中は休みなのに休めないで働き詰めは、おかしくないのか?


この気持ちを持ってしまうと、年末年始やお盆まで仕事をすることがアホらしく、めちゃめちゃ辛く感じてしまうのです。
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過去の私のスケジュールを紹介致します。


※一応、私は現場の責任者という立場で仕事を任されています。そんな、大層な実力はなく、早くポジション変更して欲しいのですが・・・そこは一先ず置いといて・・・。


まず、過去の私は仕事納めと言う言葉は存在しません。


勿論、年末の12月31日まで仕事です。

しかも、忙しいので、始発の電車に乗って終電で帰宅という日々が12月の中旬から毎日の様に続きます。休みに関しては、その間2回取れれば良いほうではないでしょうか。


更には、1月1日から新年の仕事。


1月1日から仕事は嫌ですが、納得できなくもありません。

忙しい繁忙期ですから。ただ納得が出来ないのは、正月まで一生懸命働いた代休が一切なく、休みが少ない・取れない事に憤りを感じています。



問題は、単純に休みが少ないのです。


皆様が休みの間は、勿論仕事が続き、世の中が仕事始めの時期になっても、私達サービス業はなかなか休めないのです。普通は世間の皆様が仕事が始まれば暇になるので休めるのではないか?と感じるでしょう。


私もこの会社で働くまでは、その様に休めるものだと考えていました。


確かに、一気に暇になるので、休みがとれる環境になるのですが、まずは自分が休むのではなく、年末年始一緒に働いてくれた人たちを順々に休ませていかなければいけません。


年末年始は忙しく、アルバイトの人達もほぼ全員フル出勤状態です。その時点で、どうなのか?って感じちゃいますよね。


その人達を優先的に休ませ、自分の休みがとれるのは最後の最後。1月10日前後ぐらいにやっと休めるかな?という感じです。しかも単発の休みのみ。


そこからは、学生のアルバイトの子は学校が始まり、パートさんたちは次々に長期休暇に入ります。


まー正月休みなく働いてくれたので、勿論沢山の休日をとっていただいても、お釣りが出るぐらい働いてもらっているのですが、そうなると日々の運営は、またギリギリの人員で回すしかないので、自分の休みは後回しで取れなくなるといった悪循環に陥ります。


休みたいのに休めず体力的にも精神的にもめちゃめちゃキツイ状態。


体力の限界で、意識朦朧で仕事をしている様な状況。やる気や生産性は最悪状態。体力的にキツイ状態で余裕もなく、自分含めて周囲もギスギスした様な状況での仕事環境に。


一体いつ私の仕事納めが出来るのかな?という様な休みたいのに休めない負の流れがここ何年も毎年続いていました。


サービス業で働いている人は、よっぽど仕事環境が整っている。また、理解力のある仕事場でない限りは、一度は経験したことがあるかと思います。
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・年末年始の連勤は改善できない問題なのか?


繁忙期(年末年始)の連勤は改善できない問題なのか?この様な問題を毎年繰り返す大きな理由としては、

繁忙期と閑散期で売上額が違い過ぎて沢山の人を雇えない(店・本社も同様)

専門的な仕事が多く、短期的には雇えない

そもそも募集自体が集まらない

会社が改善しようと会社全体で動こうと努力していない(応援などはナシ)


上記の理由で、毎年ギリギリの日々を過ごす事になっています。サービス業で働いている人は同じような問題で悩んでいる人も多いのではないでしょうか?


人を雇うってことは、それだけリスクも生じます。繁忙期の売上に合わせて沢山の人を雇うと、閑散期に人が溢れ、雇用条件と異なった仕事をお願いすることになってしまいます。


つまり、アルバイトを雇用し過ぎると、働きたくても働けない人が増えてしまいます。その人の生活問題になってきます。一つ間違えれば訴訟問題にもなってきます。


それであれば短期的に雇う人を増やせば良いのではないか?


となるのですが、専門的な仕事が多く、なかなか習得に時間がかかり、尚且つ繁忙期に働いてもらうのには負担が大きすぎる問題が出てきてしまいます。仕事に慣れてきたころには、もう契約が切れた頃でしょう。


そして、そもそもアルバイト募集をかけているが全然集まらない事が問題なのです。


年末年始の特別な日に働こうと考える人って、実は相当少ないのです。時給¥1000を超える募集でも、全く集まらない事実・・・。


私が学生の時は時給¥800ぐらいだったのに。働き口が多くなっているのでしょうね。


専門的仕事でも、誰でも簡単に仕事が出来るような仕組みを作れば、なんとか短期的に人を雇っても問題となっている部分は解決できるのですが、そもそも募集自体が集まらなければなんともなりません。


今の仕事の効率化に特化して仕事の仕方を変化させていく方向性で仕事をしてますが、通常期の10倍近くなる売上になり、効率云々では解決できないぐらいの人不足状態。


勿論、本社からの応援などは一切ありません。


どこもかしこも忙しくなり、応援出来るような人は余っていません。通常期と繁忙期で売上の差がありすぎるのは、嬉しいという感情だけでなく会社としても難しいものですよね。







・忙しくても休むことで、実は良い面も?


私は今まで、

人が足りていない=売上を逃す=休めない


体力的にキツイ状態なので、休みたいという気持ちでが強かったですが、嫌々休まず仕事を頑張るという気持ちでなんとか仕事をしていました。


しかし、最近では年末年始も全く休めない。こんなに世間の状況とかけ離れている働き方を続けていること自体に大きな疑問を抱き、最近では現場が人不足でもあえて休むようにしています。


何故かと言うと、単純な理由で、連勤が続き仕事に対する気力・自分の体力が落ちると仕事の効率はガタ落ちになってしまうからです。



無理してキツイ状態で働いても全く良い事はありません。



休むことも仕事のうちだと思って休むように最近は心がけています。それは、私だけではありません。一緒に働いている人達全員に、ある程度の休みは確保するようにしています。


決して人が足りなくても。


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「上司から見れば、人が足りていないのに、何故休んでいるの?」


っと、思われがちです。確かに、その様にとらえる人も多いとは思いますが、休むことで仕事に100%の全力で対応できるようになるので、効率が上がり、実は売上が上がるのです。


当に無理して働いても、何にも良い事はありません。


「頑張っている俺・私は素敵!」という自己満足ぐらいでしょうか。あまりにもキツイ時は思い切って休みましょう!



休む事で多少、人が足りない。ぐらいなんとかなるものです。割り切ることが大切!
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・実は仕事以外でも休むことで上手くいく


仕事を休むことは決して自分だけにプラスと言うことではありません。


働き詰めで弱っている旦那や嫁がいると周囲は非常に心配します。目に見えて疲れているのがハッキリわかるのは、周囲の人にとっても酷な状況。


あなたが休むことで、自分の体調だけでなく周りの人たちにも安心を与えることが出来ます。


そして、サービス業に勤める者は仕事だと内心わかっていても正月らしい生活は少なからず皆憧れるもの。家に嫁と子供だけで実家に帰省するのはキツイ。


そういうちょっとしたことでも夫婦間で亀裂が走るものなのです。


様々な面で年末年始に休むという事は非常に大きな意味があります。


特に親などは、仕事だと理解してくれる人なら良いのですが、年末年始も休みたいのに休めず、仕事ばかりで憔悴している姿を心配して、理解してくれない人も中には多いのではないでしょうか。


私の友人でもその様な事で悩んでいる人はいます。

追記:結局、今の仕事環境がキツく、親も理解してくれず辞めてしまいました。


サービス業あるあるなのかもしれません。普通だと思っているお盆・年末年始の帰省なんて、正直夢に近い状況なのです。


休みが少ないのは当たり前の業界。年間休日も少ないです。
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・さて、今年はどんなスケジュール?


さて、今年の私のスケジュールはどんなものなのか?をご紹介していきたいと思います。


まず、12月中旬から年末の31日まで休みは4回あります。勿論29.30.31日などは仕事です。繁忙期なので休めません。しかし、繁忙期に入る前に、しっかり休みを確保して忙しい時に100%の力で働く覚悟です。


そして、勿論1月1.2.3日は仕事です。仕方ないですよね。


ココを休むことは正直諦めています。頑張って仕事に励みます。しかしながら、4.5.6日は休みます。これは希望ではなく決定事項です。(勝手に自分で決めているだけですが・・・・)


休むためには周囲のフォローが大事なので、お互いがカバーし合って成せる業ではありますが、明らかに人間らしい生活になったのではないのかと思います。


年末年始は休めないですが私の仕事納めは1月3日で、ある程度の休みは確保できそうです。


しかしながら、昨年までと仕事環境は同じような状況。特に人員に関して増減はナシ。毎日が人足りてないなーと思う事が多々あります。勿論、チャンスロスしているな・・・とも感じます。


ただ、連勤で働き詰めの人達ばかりで働いていても、正直思ったよりも成果が出ないのは事実。割り切って、休めない時ほど休んでしまうのも良策だと考えています。


事実、今年のお盆時期にはその様な対策で売上・人のコントロールなど大変上手くいきました。恐らく、連勤状態で働いていたら、売上も仕事に対する意欲も減少していた事でしょう。


休みたいのに休めないのは正直、「悪」です。


もし休めないのが当たり前だと思っているのでしたら、完全に会社に洗脳されています。かつての私の様に。
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・さいごに


長時間の仕事・休みが少ない事により体・精神的に辛く悩んでいる人も多いと思います。


世間的に休みが取れないサービス業の方がそのような状況に陥っている方の割合は多いのが事実。現に今も休めていない人が沢山いることでしょう。私の周りにも沢山います。


体力・精神的に潰れてしまうのは、絶対に避けるべきです。休めなくても、休む。考え方次第では休むことは出来ます。休めないのなら、ずる休みしても良いでしょう。あまり働き続けることはおすすめできません。


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思い切って休みましょう。休めない様な状況でも無理して仕事を休むことも必要な時があります。案外、休んでもなんとかなるものなのです。そういう風に考えることも大事なのかな・・・と最近は思います。


社会問題にすらなっている長時間労働。休日の少なさ。休みたいと思っても休めないという大きな問題。早く、沢山の方々が休みを確実に取れるような社会になって欲しいと心から思います。


そして、上記の様な努力をしても連勤続きで休めないのであれば、転職も考えましょう。世の中、沢山の仕事があります。今の仕事に固執する必要は一切ありません。


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世の中、年末年始やお盆が休みの会社の方が割合が多いのですから。




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